浜松市民の英断に拍手
浜松市長・鈴木康友氏が、岩手県と宮城県の瓦礫を受け入れることを発表しました。静岡県では島田市・静岡市・裾野市に続く受け入れ表明です。
地元の平松自治会をはじめ、多くの市民の方々の英断には、心から拍手を送ります。
この難局の時期、私たちは広い心でものごとに対応していかなければなりません。東日本大震災の痛みを、国民みんなで分かち合うことが求められます。「迷惑なもの」を引き取りたくないという独善的な考えは捨てるべきでしょう。処理場は私の自宅からも車で6~7分程度で、遠くありませんが、私は今回の瓦礫受け入れには全面的に賛成します。
他方、反対運動をしてきた人たち(県外からわざわざ来て煽っていた不審な人たちを除きます)の気持ちも、わからないわけではありません。健康への影響を真剣に心配して、反対に回ってきた人もあるでしょう。しかし私たちは、国の経済の復興が遅れれば、結果的に食の安全、生活必需品の安全も脅かされるということにも、思いを致さなければならないのです。
そのような観点に立って、行政当局が大局的判断から決定したことに対して、ぜひ理解していただきたいと願います。
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