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2012年10月

2012年10月29日 (月)

退会しました

このたび、52歳を迎えたのを機に、一つの決断をしました。

自分が創設に深く関わった団体から、退会したのです。

その団体名は、「独立・中立型介護支援専門員全国協議会(平岡祐二代表)」。2003年1月、「反・囲い込み」のためにがんばっている全国のケアマネジャーが集結して組織化された団体です。「独中協」という略称で知られていました。私自身も創設から2006年まで代表を務めていました。

退会した理由は、この団体が休眠どころか、「永眠」と言ってよい状況に陥ってしまったことです。4年前に直近の総会が開催され、私は出席できなかったので、総会の会議録を欠席した会員にも開示するよう、執行部に要請しました。しかし、それが果たされないまま3年が経過したことから、「永眠」と判断したゆえんです。一般会員が総会の議事内容を知ることができないのであれば、民主的な組織としての体をなしていません。

このようなことから、残念ではありますが、会の外へ出ました。創設の際、ボランティア等でご協力くださった方々には、お世話になったまま、成果をお見せすることができずに終わってしまい、まことに遺憾に思います。

しかし、同会を離れても、私の立ち位置は決して変わりません。引き続いてのご支援をよろしくお願いします。

2012年10月21日 (日)

丹波の黒枝豆の味わいかたは?

毎年、10月中旬の楽しみは、兵庫県篠山市から黒枝豆が届くことです。同市の保健福祉部では社会的引きこもりの人たちを支援する活動の一環として、黒豆栽培を事業化しているのですが、私は定期購入の会員になっているので、今年も部長さんから連絡があって、三束送ってきてくれました。

そこで今回は、塩ゆでした枝豆を海老(サラダ用のむき海老じゃだめですよ。なんてったって丹波の黒枝豆とカップリングするのだから、それなりのお値段のもので)と一緒に炒めてみたのです。

枝豆250gをゆでて、さやから中身を出し、ねぎ10cmをみじん切りにして加えます。海老100gに片栗粉をまぶし、フライパンで両面を焼いてから、枝豆とねぎを入れて炒めます。塩・こしょうとお酒を振って味付けをして、混ぜ合わせてから火を止めました。

あえて甘口のリキュールを一杯。そして自作のお料理を口の中に・・・。

この味、こたえられません!!! まさに至福の時間でした ^o^

2012年10月13日 (土)

「詐称」のあさましさ

iPS細胞をめぐる、虚偽発表事件が話題になっています。

虚構の研究成果、肩書詐称など、かなり複合的な「ウソ」のようです。当人がこのたびノーベル医学・生理学賞を受賞した山中伸弥氏に便乗して、「時の人」になろうとしたことは見え見えなのですが、少し調べればすぐバレるようなウソには呆れるばかりです。また、この程度の話を真に受けて報道した大手メディアの軽率さにも失望します。

しかし、ここまで人騒がせなことをしていなくても、政治家や文化・芸能人や学識経験者などが「ウソ」の経歴を堂々と名乗り、あとでバレても少々ペナルティを受けても、適当にごまかしたり、ちょっとだけ謹慎したりして、済ませてしまうことは少なくありません。「青春」を売り物にして芸能人から政治家に転身した、自称「剣道二段」の人などがその典型ですね。

なぜこのような「ウソつき」が後を絶たないのでしょう? バレても表向き反省し、しばらくおとなしくしていれば、そのうち「みそぎ」期間が過ぎて、また復活させてもらえるような日本社会の甘さにも問題はあるでしょう。とは言え、結局はその人間の品性だと思います。

精神科医でも心理学者でもない私には、そういう人たちの考えが理解できません。そこまでして自分を大きく見せる必要があるのでしょうか? 素のままの自分ではなぜダメなのでしょうか?

これまで、学歴や職歴の詐称とも、資格や肩書の詐称とも、虚構の活動成果とも全く縁がなく、「裸の自分」で勝負してきた私の目には、このような「詐称」はただ、あさましく映るだけなのです。

2012年10月 5日 (金)

常体と敬体

小著『介護職の文章作成術』ですが、おかげさまで「好評発売中」です。

ところで、この本の文章は、「・・・である」「・・・する」という、常体を用いています。他方、介護関係の多くの実用書では、「・・・です」「・・・ます」という、敬体が用いられています。

常体と敬体、介護関係の書籍ではどちらが向いているのでしょうか?

今回『文章作成術』で常体を用いたのは、理論から入る指導書としての「強さ」を表現したかったことが、おもな理由です。裏を返せば、実践から語りかける「柔らかさ」を出したい場合は、敬体のほうが向いているとも言うことができます。

いま、「次」を検討中です(出版社と交渉中の段階なので、企画倒れになるかも知れませんが・・・)。そちらでは、常体と敬体、どちらを使おうかと悩んでいるところです。

まあ、あまり期待せずに、待っていてください。

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