常体と敬体
小著『介護職の文章作成術』ですが、おかげさまで「好評発売中」です。
ところで、この本の文章は、「・・・である」「・・・する」という、常体を用いています。他方、介護関係の多くの実用書では、「・・・です」「・・・ます」という、敬体が用いられています。
常体と敬体、介護関係の書籍ではどちらが向いているのでしょうか?
今回『文章作成術』で常体を用いたのは、理論から入る指導書としての「強さ」を表現したかったことが、おもな理由です。裏を返せば、実践から語りかける「柔らかさ」を出したい場合は、敬体のほうが向いているとも言うことができます。
いま、「次」を検討中です(出版社と交渉中の段階なので、企画倒れになるかも知れませんが・・・)。そちらでは、常体と敬体、どちらを使おうかと悩んでいるところです。
まあ、あまり期待せずに、待っていてください。
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