« 北秋田市へ行ってきました | トップページ | 陸橋と地下道の風景 »

2013年2月21日 (木)

介護予防計画とは何か?(2)

「介護予防」という言葉は、通常、65歳以上の高齢者、あるいはそれに近い人たちを対象に使用されます。加齢に伴う心身の機能低下を強く意識する世代が、ふだんから運動や対人交流などに意を配り、支援や介護を必要とする状態にならないように心がけ、努めるのが「介護予防」だとされています。

ところで、このようなケースはどうでしょうか?

社会的な「引きこもり」の人たち。学校の不登校から引きこもりが続いている人、社会人になってから職場に適応できず引きこもった人など、形態はさまざまです。ただし、この人たちに共通するのは、就労しないことによって体力の低下を招いているという現実です。

どのような業種であっても、仕事は大きなエネルギーを消費します。専業主婦(夫)の場合も、家事や育児には相当量のエネルギーを消費します。引きこもりの人たちは慢性的にそれらをしていない。ですから引きこもりの期間が長い人ほど、就労している同世代の人たちに比べて、顕著な体力の低下が起こっています。疾病にかかりやすくなり、心身の機能低下を来たす可能性も高まります。決して引きこもりの人たちを差別するものではありませんが、ご本人たちが現実を直視することは大切でしょう。

このような切り口から考えると、「介護予防」とは、20代や30代の人たちとも無縁ではないという結論が得られます。これは決して一握りの特殊な例を挙げているということではありません。就労して標準以上の体力がある若年世代の人であっても、歯磨きなど口腔内の手入れを怠れば、中高年で自分の歯を失い、義歯などで咀嚼機能を維持しなければならなくなるのですから。

これからの社会を担う青年たちには、「介護予防は20代から」という意識を強く持ってほしいと願います。

« 北秋田市へ行ってきました | トップページ | 陸橋と地下道の風景 »

ケアマネジメント」カテゴリの記事

介護」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 北秋田市へ行ってきました | トップページ | 陸橋と地下道の風景 »

フォト
無料ブログはココログ
2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31