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2013年2月28日 (木)

陸橋と地下道の風景

私はケアマネジメントのため利用者宅へ訪問しますが、現利用者のうち過半数の方、30人中17人のお宅へは、車を使わずに「徒歩」または「バス+徒歩」で訪問しています。

その16ルート(ご夫婦が1組おられますので)のうち、3ルートで陸橋を、8ルートで地下道を通ります。ときに経路を変えて行くことがありますが、多くは同じ陸橋や地下道の風景を目にすることになります。

陸橋の多くは錆が広がって老朽化し、「大丈夫かな?」と不安を抱きながら通っています。橋の上からは、街の様子が一望できます。よく観察すると、かつては商店が軒を連ねて営業していた界隈でも、日中からシャッターが降りているところがポツポツと目立つようになってきました。どの街でも似たような風景なのでしょうか? ものを買う人たちは大きなショッピングセンターのほうへ流れ、街中の道はただ車が通過するだけの幹線と化し、混み合うこともない歩道を通る人の姿が、なぜか寂しげに見えます。

地下道。人通りの多い通路は明るくにぎわい、壁にもポスターや子どもの絵などの展示物が彩りを加えています。しかし周囲に横断歩道があるなど便が悪い地下道は、まず通る人の姿を見かけることもありません。ときにそういう地下道に足を踏み入れると、ところどころに立てかけられているダンボール箱の向こうに、おそらく路上生活を余儀なくされた人が夜になって身を横たえるであろう、汚れた寝具が無造作に放置されています。

ふだん、あまり気を留めずに通り過ぎてしまう街の風景。陸橋や地下道を自分の足で歩くことで、移ろいゆく街の生々しい姿を味わうことができます。私の仕事の中では、それが一つの醍醐味でもあるのです。

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