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2013年3月 8日 (金)

介護予防計画とは何か?(3)

しばらく出張などの関係で、記事のインターバルが不規則でしたが、本日からまた「8日に1回」のペースに戻します。

さて、介護予防ケアプランに関しては、とにかく気になるのが「A3横長一枚」の書式なのです。どう考えても、これは「4,120円で仕事をさせる」ための書式でしかない。しかし、厚生労働省の「介護予防について」には、「介護予防ケアマネジメントの基本的なプロセスは介護保険制度におけるケアマネジメントと同じである」と、確かに記載してあります。

ですから、裏を返せば、私たちはこの書式に捉われず、ケアマネジメントに必要な段取りを踏んで、粛々と普段着の仕事をしていけば良いのです。利用者が要介護から要支援に、要支援から要介護になったからと言って、いきなり別世界の人間に変身するわけでも何でもない。単にケアプランで使用する書式が違うだけのことなんですね。

「同じ」なのだから、課題分析→ニーズの抽出→目標設定→サービス内容の列挙と、まさに「同じ」工程をたどりながら、予防プランを作成すれば良いだけの話です。その工程の中で出てきたものを、次々と該当欄に落とし込んでいき、あとから文章を整えればできあがりです。

ところが、多くの保健師やケアマネジャーが予防プランをまとめるとき、この横長の書式に惑わされ、要介護のケアプランとは別物であるかのように思い込んでしまう。そこで余分な頭と労力とを使い、予防プランと向き合って悪戦苦闘するのですが、これは何と割の合わない話ではないでしょうか。もっと思考を整理して基本に戻るべきでしょう。

それにしても、この横長の書式は記載欄が縦に長くなってしまうため、文を記入しても5~10文字ぐらいですぐ改行しなければならず、たいへん書きにくく、また読みにくいです。「標準書式」なんですから、内容さえすべて含まれていれば形はどうだって良いわけです。たとえば書式を縦長の長方形にすれば、記載欄が横長になって書きやすいでしょう。各々の基礎自治体で、「ヨコのものをタテにする」ような自由な発想をもとに、形の変更を検討してみたらいかがでしょうか? さすがに丸や三角の書式にする基礎自治体はないでしょうけれど・・・。

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