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2013年3月

2013年3月24日 (日)

ヴェルディ歌劇の面白さ(1)

20日(水)東京の新国立劇場で歌劇「アイーダ」を鑑賞。ワーグナーばかり観ていた私にとっては、これがヴェルディ初体験なのです。

指揮はミヒャエル‐ギュットラー(敬称略、以下同)、演出はフランコ‐ゼッフィレッリ。キャストはアイーダがラトニア‐ムーア、ラダメスがカルロ‐ヴェントレ、アムネリスがマリアンネ‐コルネッティ、アモナズロが堀内康雄、ランフィスが妻屋秀和、エジプト王が平野和。

グランド‐オペラの完成品とされる「アイーダ」ですが、この演出は豪華絢爛で、特に第2幕第2場の凱旋の場面は、会場を揺り動かすようなアンサンブルが圧巻でした。ムーアのタイトルロール歌唱も見事の一言。

ゼッフィレッリ演出の「アイーダ」は2006年ミラーノ‐スカラ座のDVDを持っていますが、それと比較すると、少し工夫を加えている面があったようです。

たとえば、第1幕の冒頭、アムネリスがラダメスに近寄る場面、アイーダが登場する前に、ラダメスのほうがアムネリスを抱き寄せてキスをしています。あるいはこの時点でラダメスが「二股愛」だったことを匂わせているのかも知れません。しかしアムネリスが「権力」に近づいていくに連れ、ラダメスは嫌気が差してしまい、アイーダのほうに惹き寄せられることになったのかも。

注意深く観察すれば、ほかにもあるでしょう。もっとも、「アイーダ」の台本はあまり人間的な深みのあるドラマではないので、演出で工夫できる部分にも限りがあるとは思いますが。

ところで、この鑑賞の「副産物?」で、アレルギー性の咽頭炎になってしまったようです。自分の体質に加え、当日の東京の空気が良くなかったのか? 西の国のほうから吹いてきた風の影響もあるでしょうけれど。・・・まあとにかく、三日ほど高熱が出て仕事がはかどらず、今日も喉の痛みが退かないので、家でおとなしくしている状態です。

(次回は4月1日ですので、そのつもりでお読みください^o^)

2013年3月16日 (土)

三毒消滅

今日は伯母の四十九日の法事で、名古屋まで出かけてきました。浄土宗の蓮華寺という小さい寺院でしたが、法要が終わった後の住職(70歳ぐらいの方でしょうか)の言葉が心に残りました。

「貪・瞋・痴の三毒を消滅させましょう」

「貪(とん)」は貪欲、「瞋(じん)」は瞋恚(怒りの心)、「痴(ち)」は愚痴(グチをこぼす、の愚痴ではなく、ものの道理を理解しないこと)の意味です。これらを「三毒」と呼び、この三つを消し去ることが、善根(善のおおもと)であると、仏教では教えています。

ふだんから、正しく生きようと心がけていても、私たちはついついお金やモノを得ようという思いが先走ったり、怒りの気持ちが先に立って周りが見えなくなったり、理非曲直に合わない発言や行動をしたりと、「三毒」に侵されてしまうことが少なくありません。

「何が何でもそれを欲しがらなくても、自分は十分充たされていないか」「怒らず穏やかに対応したほうが、良い結果を生むのではないか」「自分は誤った判断根拠に基づいて軽率に行動していないか」と、一呼吸置いて冷静に考える習慣をつければ、おのずから「三毒」は消え去り、自分自身を高めることができるのでしょう。現実には「言うは易し、行うは難し」なのでしょうけれど・・・。

私はカトリック信徒ですが、今日の住職の言葉を重く受け止めて、日ごろの自分の言動を振り返ることができました。貴重な機会を与えてくださった住職に感謝します。

2013年3月 8日 (金)

介護予防計画とは何か?(3)

しばらく出張などの関係で、記事のインターバルが不規則でしたが、本日からまた「8日に1回」のペースに戻します。

さて、介護予防ケアプランに関しては、とにかく気になるのが「A3横長一枚」の書式なのです。どう考えても、これは「4,120円で仕事をさせる」ための書式でしかない。しかし、厚生労働省の「介護予防について」には、「介護予防ケアマネジメントの基本的なプロセスは介護保険制度におけるケアマネジメントと同じである」と、確かに記載してあります。

ですから、裏を返せば、私たちはこの書式に捉われず、ケアマネジメントに必要な段取りを踏んで、粛々と普段着の仕事をしていけば良いのです。利用者が要介護から要支援に、要支援から要介護になったからと言って、いきなり別世界の人間に変身するわけでも何でもない。単にケアプランで使用する書式が違うだけのことなんですね。

「同じ」なのだから、課題分析→ニーズの抽出→目標設定→サービス内容の列挙と、まさに「同じ」工程をたどりながら、予防プランを作成すれば良いだけの話です。その工程の中で出てきたものを、次々と該当欄に落とし込んでいき、あとから文章を整えればできあがりです。

ところが、多くの保健師やケアマネジャーが予防プランをまとめるとき、この横長の書式に惑わされ、要介護のケアプランとは別物であるかのように思い込んでしまう。そこで余分な頭と労力とを使い、予防プランと向き合って悪戦苦闘するのですが、これは何と割の合わない話ではないでしょうか。もっと思考を整理して基本に戻るべきでしょう。

それにしても、この横長の書式は記載欄が縦に長くなってしまうため、文を記入しても5~10文字ぐらいですぐ改行しなければならず、たいへん書きにくく、また読みにくいです。「標準書式」なんですから、内容さえすべて含まれていれば形はどうだって良いわけです。たとえば書式を縦長の長方形にすれば、記載欄が横長になって書きやすいでしょう。各々の基礎自治体で、「ヨコのものをタテにする」ような自由な発想をもとに、形の変更を検討してみたらいかがでしょうか? さすがに丸や三角の書式にする基礎自治体はないでしょうけれど・・・。

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