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2013年6月13日 (木)

朝食中に北欧の海賊が登場する怪?

昨日は介護労働安定センター静岡支部で一日、「記録の書き方」の講義をして、帰宅後にブログを綴ろうとしたところ、PCの不具合が生じてしまい、更新が一日遅れの今日になってしまいました(次回は20日の更新予定になります)。

さて、その講義の中で、いわゆる和製英語の話をしたのですが、私がときどき気になる言葉の一つが、「朝食バイキング」。

バイキング(viking)とは、中世北欧諸国の海を雄飛した海賊のことです。海賊といっても、海上貿易を展開する地元の豪族がそのまま転身した例が多く、組織的な侵略活動によりヨーロッパ中の国々を恐れさせ、現代のいくつかの国々の文化的基礎を築きました。

英語圏の人に「バイキング」と言えば、この北欧の海賊のことを意味します。したがって、「朝食バイキング→viking breakfast」と言うと、頭に角の付いた甲をかぶり、刀剣をひっさげ、立派なヒゲを生やした男たちが、朝食のときに登場するの? という、わけのわからない話になってしまいます。

「客が自由に取り分けて、食べたいものを食べる」のは、英語で「ビュフェ=buffet」。朝食の場合なら、「buffet(style)breakfast」が正解。

私は老母が家に居ることもあり、県外へ泊まりで出かけることが少ないのですが、ホテルを選ぶときには、洋食のコンチネンタル+ビュフェがあるところを原則にしています。ゆったりした雰囲気で、パンや卵料理やコーヒーを味わって楽しむ。これがお出かけの醍醐味だと思っていますので。

日本人同士で話すときには、和製英語でも差し支えないのですが、英語圏の人とコミュニケーションを取るときには、本来の英語で何と言うのか、確認してからしゃべるように気をつけたいものですね。

P.S. 更新が一日遅れた関係で、いつもお世話になっているmasaさんが、ご自身のブログ『masaの介護福祉情報裏板』でちょうど、「モラルハザード」の和製英語を濫用するおかしな人たちについて言及されているのを目にしました。「モラルハザード」については、私も『介護職の文章作成術』P.88~89に記述してありますので、ご関心のある方はお読みください。

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