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2014年10月23日 (木)

フツーのケアマネで良いでしょ?

ケアマネジャーとして着実に仕事をしたい。

これは職業人として当たり前の心構えだ。

ところが、日本のケアマネジャーの中には、それだけでは満足されない方もいらっしゃるようなのだ。スーパーとかカリスマとかウルトラとか超人とか、特別な称号をつけて呼ばれている方々が、どうやら各地におられるらしい。それを自称、または事実上自称している(いた)方々もあるとの情報を得ている。

この方々がどのような意味で「スーパーケアマネ」「カリスマケアマネ」「ウルトラケアマネ」「超人ケアマネ」なのかはよくわからないが、個人が固有名詞として名乗っておられるのは、それぞれの自由であり、当然のことながら、私を含む第三者が口をはさむ権利はない。

裏を返せば、私がこれらの称号をどう論評しようが、それは私の自由であり、固有名詞として名乗っておられる「○○ケアマネ」さんなどから文句を言われる筋合いはないわけだ。

そこで、自分自身を振り返ってみたとき、私はごく平凡なケアマネジャーだな、と思う。

すごく速く仕事ができるわけでもない。むしろ業務内容によっては遅いほうだ。

直感が非常に鋭いわけでもない。どちらかと言えば鈍感で、人から指摘されて気が付くことが少なくない。

人並み優れた観察力を持っているわけでもない。大事な情報の見落としにあとから気付くこともある。

緻密・完璧でミスがないわけでもない。しくじって利用者にお詫びすることがときどき起こっている。

法令制度に精通しているわけでもない。その場で答えられず、持ち帰って調査・参照してから回答することばかりだ。

人間的魅力で利用者や介護者を虜にできるわけでもない。事務的で面白みがない、真面目過ぎるなどとよく言われる。ときにはコンフロンテーションから利用者や介護者と緊張関係を生じることもある。

私はこんなケアマネジャーだ。

それでは、仕事ができていないかと言われれば、そんなことはない。守り、則るべき法制度に普通に従ってケアプランを作成し、業務としてやるべきことを普通に行い、利用者に対して負うべき責任を普通に果たしている。環境の変化が生じれば速やかに対応策を練り、普通にケアプランを変更している。そのような着実な仕事振りだけで、利用者や介護者の方は(温度差こそあれ)一定以上の満足を示し、継続してケアマネジメントを依頼してくださる。

ときに、特別な場面で、自分が他のケアマネジャーを超越するような能力を発揮することがないわけではない。しかし、それはたまたま自分がその分野に長じているからに過ぎない。

側面的支援を職務とするケアマネジャーは、「スーパー」「カリスマ」「ウルトラ」「超人」等である必要は全くないと思う。仮にそういうケアマネジャーがいたからと言って、利用者から見て何だと言うのだろうか? 利用者にとってみれば、自分のためにしっかり仕事をしてくれるケアマネジャーが良いケアマネジャーなのだ。

特別な称号を名乗って優越感を持ちたい方は、どうぞご自由に、と申し上げたい。

私自身は、若い業界仲間たちとワイワイガヤガヤやっているのが楽しい。そうすることで、自分の頭の中をどんどんリフレッシュすることができるのだから、性に合っている。特別な称号を名乗って(もしくは、周囲から奉られて自任して)上から目線で臨んでいたら、仲間と対等なお付き合いなどできるわけはない。

逆に、私が存じ上げている、業界で真にカリスマ的な影響力を持っている何人かの方は、皆、同様な感覚で、若い人たちと気の置けないお付き合いをしていることが多い。学ぶべき点であろう。

だから、私は「フツーのケアマネで良いでしょ?」といつも思っている。

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