車は走行できれば良い
24歳で社会人になり、車を運転するようになって30年、自家用車は「五代(台)目」になる。いまは仕事するときの必需品であるが、車は基本的に「走行できれば良い」ものだとの感覚で、付き合っている。
父方の従兄が自動車整備士兼ディーラーをしているので、購入するのはいつもその店からだ。マツダの販売代理店でもあり、情報が入手しやすいマツダの車でずっと通してきた。自分が結婚しないまま、家族を何人も同乗させることがなかったので、いつも4ドアの普通車のワンパターンであった。しかし、外見のカラーはいろいろと変えてきている。
最初はイエローの中古ファミリア。亡き父が現役中にはバス通勤で車を使わなかったので、60歳を過ぎてから運転免許を取り、最初にこれを運転していた。その数年後に私が社会人になり、夜間目立つ色で安全だとの考えから、父の車を譲り受け、父のほうが新車を購入したものだ。
二代(台)目はライトブルーのファミリア。これも父が新車で使っていたのだが、加齢による距離感覚の低下があり、軽微な接触事故を起こすなど、そろそろ普通車の運転が厳しくなったので、父が軽のアルトを購入し、自分がファミリアのほうを運転することにした。この車では長距離運転を頻繁にしている。
三代目はダークグリーンのファミリア。重厚なイメージが気に入って購入。夜間目立ちにくいのがやや心配だったが、大きな問題なく乗りこなすことができた。この車のとき、自分が独立開業したので、仕事でも使うようになり、耐用年数がかなり縮まった。最初は13年を目指していたが、ときどき静岡や名古屋へ出かけることがあり、維持費用が嵩むようになったので、11年で廃車にしている。
四代目はオレンジのデミオ。明るい感覚を醸し出すことで利用者や知人へのプレゼン効果を狙ったものだが、前の車より車体がコンパクトで、小さめの駐車場所に置くのが便利だとの理由もあった。自分の事業所の名刺が浜松のみかんをイメージしたオレンジ色なので、ちょうどそれに合わせることができた。仕事での使用頻度が増加したので、9年で廃車となった。
そして、この画像がいまの五代目になる。同じデミオだが、オレンジ系もイエロー系もなかったので、考えた末にこの選択となった。購入は一昨年の6月だから、まだ最初の車検を迎えていない。
デミオが乗りやすいと思ったのは、以前勤めていた職場で公用車にデミオがあり、運転する機会があったことによる。どちらかと言えば女性職員に人気があったが、自分もときどき使わせてもらっていた。そのときの感覚がたいへん良かったため、自家用車として採用するに至っている。
ちなみに、宮仕え当時は利用者の送迎や外出に必要なので、大型免許も取得していたものの、いまは全く運転する機会がない。もし、マイクロバスなど運転しなければならない事情が生じたら、教習所で練習させてもらう必要があるなあと思っている。いつかそのような日が訪れるのか、わからないが・・・。
ともあれ、日頃から安全運転に留意して、車を上手に活用していきたい。
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