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2016年3月 9日 (水)

人と会い、人と語り・・・(3)

介護業界を中心に、ラーメン好きの人たちが集まった秘密グループがあり、京都府の丹後から兵庫県の西宮にかけて、中軸メンバーの一大拠点がある。グループの名称を開示するわけにはいかないので、仮にその人たちを「関西アホ仲間(←一応、美称なのだ!)」と称しておく。

過去の例会?の様子は、「関西ラーメン道の豪傑連」で紹介しておいたので、こちらを参照されたい。

さて、私もこの関西アホ仲間の準会員にさせられてしまっていた(・・・と思い込んでいたが、後日「準会員」なる会員資格は存在しないことが判明したので、だとすると「正会員」になるのだろうか・・・?)ため、年一回ぐらいはグループの行事に参加しようと、去る3月5日、大阪まで足を運んでみた。季節外れの陽気で、厚着するかどうか苦慮する気候であった。

ラーメンを食べるために関西まで行く人が、浜松に何人いるかわからないが、私もその一人である人は確かである。

当日はアホ仲間代表の稲岡さんと、メンバーの小田原さん・白井さんの三人が、大阪松竹座で「スーパー歌舞伎・ワンピース」を観劇されていたので、幸地さん・宮垣さんなど他のメンバーと一緒に、先に串カツ店の「横綱」法善寺横丁店に集合して一杯飲み始めることになった。関西からは業界仲間の大羽さんと、その関西在住の友人の方々が参加、新たな仲間が加わって一層にぎやかな会となった。建築や設計といった人たちも交流の輪に加わったのは大きな進展だ。

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そのあと、歌舞伎を見終わった三人に加え、出演者の一人であった役者の市川澤路さん(「歌舞伎初鑑賞」を参照)も合流してくださった。当初予定したラー店が人数の関係で難しかったらしく、アホ仲間の役員さんたちの判断で「神座(かむくら)」に移動。白菜入りのマイルドなスープで、飲みのあとの締めに向いている。私は「小チャーシュー・味玉入り」を注文。結構ボリュームがあり、旨し。

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業界仲間の家庭の話題やら、歌舞伎の話題やらで、短い時間ながら刺激を得られた交流であった。

翌6日は、14年前に他界した父が尊敬していた、ジュスト高山右近のゆかりの地・高槻へ移動、聖歌を唱えカトリック高槻教会まで歩き、城跡周辺を巡礼しながら、しばし黙想。右近は先日、フランシスコ・ローマ教皇から「福者」に列せられることが決定したので、今年は地元の信者さんたちにとって、とりわけ喜ばしい年であろう。

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そのまま京都へ入り、神社仏閣はスルーして、鴨川の六条河原へ向かった。1619年10月6日、ここで福者・橋本如庵をはじめとする52人の篤信のキリシタンたちが、火刑により殉教を遂げたのである(「京都の大殉教」)。その正確な場所はすでにわからなくなっているが、河原のおそらくこの辺りであろうと思われる場所に足を停めて、信仰のために迫害された福者たちに祈りを捧げ、世界平和への取り次ぎを願った。

京都駅へ戻り、旧知の画家・中村晴信さんと再会。中村さんの案内で、駅近くの超人気店「新福菜館本店」へ。隣の「第一旭」も超人気店なので、二人でどちらにするか迷ったが、行列が少しでも短い前者を選んだ。ブラックのスープがとりわけ美味しい! チャーシューもしっかり。メンマ増しの「竹入り」を頼んだのだが、そのメンマもスープと好くマッチングしていた。中華と言うより、和風ラーメンの粋と称すべきだろうか。名前に恥じない味である。

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中村さんは浜松出身で、コネも情実もなく徒手空拳で、つまり腕一本の実力だけでがんばっておられる、中堅どころの洋画家だ。人の心を癒す優しい風景画が中心である。この日は氏とラーメンをご一緒しながら、他の仕事を兼業しないと食べていけない現況などの苦労話をお聞きした。

30代の一時期、介護福祉施設でもパートのお仕事をされていたことがあり、私が提唱する「部分的介護就労」にも通じるものがあろう。この3月23日(水)から28日(月)にかけて、中村さんは浦和市(伊勢丹浦和店)で個展を開かれるので、氏のブログのエントリー(「DM出来ました」)をリンクしておく。関東方面の方、特に事業所の新築・増築などで壁に飾る絵画が欲しいけれど、お財布の事情で大物画家の高価な作品はちょっと・・・という方は、好いチャンスなので、ぜひ浦和まで足をお運びいただきたい。

思えば、稲岡さんや市川澤路さんに続き、昨秋お会いした奥平幹也さん、そして今回の中村さんと、近年私がサシで食事した方の半数ぐらいは、同じカトリック教会の信者さんである。偏っているとは思わないが、価値観を共有する相手との対話が多くなるのは、自然の勢いであろう。そのような交流の中から、互いに何か少しでも得るものがあれば、これに過ぎることはないのではないだろうか。

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