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2016年5月 5日 (木)

浜松のラーメン店(3)

ここ数か月、市内のいろいろな方面で新たなラーメン店を食べ歩くなど、少し見聞を広げた形だが、自分の中でのベスト‐テンがおおむね固まった。

全くの独断と偏見なので、異論・反論がいっぱい寄せられるかも知れないが、まずは以下に掲げてみよう。

1.「だるま」の濃厚鶏白湯。事務所から近く、歩いても20分。他にもいくつかの店で鶏白湯や鶏そばを食べてみたが、結局はここがイチ押しの評価。魚介類をじっくり煮込んだトロミのあるスープが絶妙で、麺は(硬さが選べる!)バリカタぐらいがちょうど好く合っている。鶏のあぶりチャーシューも味わいがあり、すっかりリピーターになってしまった。なお、味とは関係ないが、店主のご幼少のときの写真が他の店(→五味八珍)で見られるのも面白い。

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2.「蔵前家」の豚骨醤油。細江町の南端にあって事務所からは遠いので、休日に行くのだが、行列に並ぶことが多い。横浜家系の正統派を自任している店で、太麺の湯切りは平ザルで丁寧に。鶏油の加減は絶妙で、しかも食べ終わる頃には普通の豚骨醤油ぐらいになるため、くど過ぎない食感。店主や従業員の掛け声が抑制されているので、落ち着いて食事ができるところも、好印象。

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3.「まいど」の煮干しブラック。柳通りのラーメン激戦区から東へ行くと、少し外れたところにこの店が存在。ブラックのスープや低加水麺の美味しさはもちろんだが、煮干しの強さが出過ぎておらず、総体としてバランスの取れた醤油味を作り出している。

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4.「細麺三太」の醤油(醤油豚骨)。有楽街のラーメン激戦区にあるが、このスープに細麺が実に好く合っているので、周辺でも一番人気。昼食時には若者たちが絶えず出入りする店だ。

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5.「おえかき」のふわまる塩。浜北区と天竜区との境目辺りにあるが、太麺の歯応え、泡立ちスープのフワフワ感、大切りのメンマなどは、また来たいと思わせる味覚。私にとってはやや遠いのが難。

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6.「はやたろう」の黒旨(黒豚骨)。信州駒ヶ根出身の店主が浜松で起業したベンチャー。「白旨」と並ぶ人気商品で、コラーゲンが豊かな味だ。

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7.「土蔵(どら)」のやみつき醤油(前出)

8.「ワンタン軒」のワンタン麺(前出)

9.「来々軒」の伊賀忍玉(=豚骨醤油)。自宅から近いので、日曜日にときどき食べに行っている。

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10.「錦華楼」のごまみそ(=担々麺。前出)

惜しくも?次点になったのが、「天日地鶏」の塩ラーメン、「一番星」の五目塩、「浜田山」の魚介豚骨、「一凛」のしょうゆラーメン、「みちの」の味噌バターコーン、「五味八珍」のつけめん(+浜松餃子)あたりであろう。いくつも出てきてしまったが、まあどれも「同列11位」ということでご勘弁を...(^^;

浜松に本拠を置かないチェーン店やフランチャイズ店は含まれていない。いわば地元浜松のラーメンだけを自分流にランキングしたものだ。三河の丸源、袋井のめん虎や破天荒なども含めれば、「地元の味」はもっと広がるのかも知れないが。

もちろん、名前を聞いていてもなかなか入る機会のない店など、浜松でも未体験の店がたくさんある。読者のほうから「ここが好いよ!」というお薦めの店があったら、ぜひ教えていただきたい。

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