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2016年8月17日 (水)

開業15年、明日へ!

私が2001年8月17日に「ジョアン」の看板を掲げて相談受付を開始(居宅介護支援事業者指定は9月15日)してから、きょうで満15年になる。

「開業→独立・中立型ケアマネジャー」15年の歩みを支えてくださった、また声援を送ってくださった全国の方々に、心からお礼を申し上げたい。

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上の画像は開業当初のころ。夏でも長袖を着ていた日があった(行先での空調対策)のは確かだが、スラックスから判断すると、少し後の秋ごろの写真だった可能性もある。

これまでの経過は「30年の思い(1) (2) (3) (4)」につづっておいたので、繰り返さないが、前人未踏と言うべき道をここまで歩んでくることができたのは、私が所属しているいろいろなネットワークの力が大きい。いま自分が所属している集団を、この機会に列挙してみよう。各団体では特段のお世話になった何人かの方がいらっしゃるが、個人名は省略させていただくことを了解されたい。

1.カトリック教会

1984年に関口教会(東京カテドラル)で洗礼を受けてから、信仰は私の精神的な基盤である。1985年に三方原教会(浜松市)、1994年に浜松教会へ信徒としての籍を移している。

2.多文化共生に携わる市民活動団体

1989年に「外国人労働者と共に生きる会・浜松」=「へるすの会」のメンバーとなり、アジア・南米をはじめとする移住労働者の問題に取り組んだ(いまは発展的に解消)。1996年には「へるすの会」の活動の一環として浜松の医師・歯科医師・中小企業経営者・外国人支援ボランティアなどの有志と協働して、おもに保険未加入の外国人市民を対象とした無料検診会の開催に参画、1997年から同志とともに市民活動団体・浜松外国人医療援助会(MAF Hamamatsu)の創設・運営に携わった。この団体は2011年に第一生命(株)主催の第63回保健文化賞を受賞している。ここで中核的な立場にあった医師をはじめ、ボランティア仲間の何人もの先生が、私に居宅介護支援の利用者を紹介してくださっている。

3.社会福祉士会

1992年に社会福祉士の資格取得。直後に県士会に入会。2006~11年、静岡県社会福祉士会第三者評価事業部のコーディネート担当として、同会の公益事業である福祉サービス第三者評価事業に参画し、2013年まで評価調査者を務め、私の貴重な副業でもあった。その後は事情があり退任し、いまは一会員となっており、またソーシャルワーカーに関する自分の見解と相違することから、認定社会福祉士資格は取得しない意向である。

4.浜松NPOネットワークセンター

1998年、行政の情報公開を求める市民たちが中心になって結成した「浜松NPOネットワークセンター(N-Pocket)」の会員となる。2000年には同法人での「宿借り」を承認していただき、居宅介護支援事業を開設、全面的にバックアップしていただいた。2003年に有限会社を設立した後に事務所と法人格を離れるが、その後も団体正会員の立場で、同法人スタッフからの介護相談等の依頼は原則として対応、受任している。

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上の画像は宿借りした開業当時の事務所内部。まだデスクマットもテーブルクロスも用意していなかった(^^;

5.介護支援専門員協会と当地の介護業界仲間

1999年、浜松市が招集した「介護支援専門員代表者会議」の委員としてケアマネジャーの意思決定に参画し、2000年に浜松市介護支援専門員連絡協議会が設立されると役員に就任。2005年、静岡県の介護支援専門員研修指導者の一人に加えられ、現任研修や実務研修の演習指導を手伝い、研修の実施主体が静岡県介護支援専門員連絡協議会(現・静岡県介護支援専門員協会)へ移った後も、そのまま指導者として留任している。2009年から静岡県介護支援専門員協会の役員として、県内外の団体や有識者等との連絡調整に当たっている。法定研修・自主研修で講師・指導者として登壇、また県内各地区の団体から講義のご依頼を受け、出向いたこともあった。また地域では地元の地域包括支援センターが在宅介護支援センター時代から断続的に利用者の紹介をしてくださっており、あえて積極的営業をやらないスタイルの私にとってはたいへん助かっている。

6.独立型ケアマネジャーの仲間

2002年、日本でも稀少な独立型の同志と連絡を取り合い、翌年には独立・中立型介護支援専門員全国協議会を設立、中心メンバーの一人として活動し、厚生労働省にも政策提言を届ける。その後、同会が活動停滞状態に陥ったため、2012年には退会した。2013にFacebookにアカウント登録して、同様な独立型のケアマネジャーたちと交流を深め、情報交換を続けている。より近く「同業者」と呼べる方々の活躍は、自分自身の振り返りと励みになっている。

7.冊子購入者の方々

2011年、会社が赤字続きで倒産の危機に陥ったとき、苦し紛れに『ケアマネジャー・介護・福祉職員のための作文教室(基礎編・応用編)』の冊子を自費で発行したことがあった。とある方がお薦めの一品としてブログで紹介してくださったのをはじめ、複数の方からネットで紹介いただいたことが奏効し、財政危機をしのぐことができた。このとき冊子を購入してくださった方々のうち、いまもネットを介してつながっている方が何十人かおられる(一部の方からは講師としてお招きいただいている)。

8.「リアル」の仲間

2013年、Facebookでつながった旧知の方々とのご縁で仲間入りした。ずっと以前からブログの読者同士としてつながっていた業界仲間たちが、「○○リアル」と称して各地に集まって懇親を深めている。茨城(←講師としてお招きいただいた)・愛知・長野・神奈川・千葉・群馬・福島、また九州の方も参加しており、メンバーの分布は結構広い。ヘビースモーカーが多いので、喉の不具合がある私としては、何人かの方と個別にお会いするのを別として、ふだんはネット上でのお付き合いが主流。

9.関西アホ仲間

2013年、Facebook上のお付き合いの中、某黒幕からラーメンを愛する同好の士のグループに入会させられてしまった。その関西支部がこれだ(親団体が秘密のグループなので、やむを得ず「関西アホ仲間」と仮称している)。京都府丹後地区(←講師としてお招きいただいた)・兵庫県・大阪府・和歌山県・奈良県のメンバーが中心。私も遠路いとわず年一回程度は参加し、代表から「お前アホや」と言われている。

10.アローチャート研究会

2014年、数年前に研究開発されたケアマネジャーの論理的思考のためのツール「アローチャート」を学ぶ機会を得た。浜松でも関心のある人たちと一緒に自主勉強会「矢万図(やまと)浜松」を発足させ、その年に開かれた第一回の学会にも参加して創設者の方や先達の方々とも交流、研究会の一員として普及に協力している。

このような多くのネットワークに支えられて、いまの私がある。

同じように独立型の事業形態を採りながら、一匹狼のごとく超然としているケアマネジャーもあるようだが、そのスタイルでは業界での意思疎通以前に、利用者にとって最善のケアマネジメントができると思われない。

これからも多くの人たちとの良い関係を大切にしながら、さらに16年、17年と先をめざし、自分の流儀で仕事を続けていきたい。

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