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2016年11月 8日 (火)

歯科保健とのお付き合い

11月8日は「いい歯の日」だとのこと。

実は、私は先天的な原因で歯が悪かった。少年時に永久歯が生えてきたときから、「普通の人に比べて、歯と歯の間が密着し過ぎているため、エナメル質の横から腐食しやすい(当時の主治歯科医の所見)」ため、食後に酸性の残滓が滞留しやすかった。そのため、早くから虫歯になり、いまは小臼歯・大臼歯がすべて冠を装着した状態になっている。

それでは、口腔内の手入れに人一倍留意していたのかと問われれば、実は全くそうではなかった。歯が痛かったり綻びたりすると、かかりつけ歯科医へ行くのだが、ひとたび治療が終われば、もう歯医者さんに用はないわい、とばかりに、健診をサボッていたのが日常であった。

歯磨きは確かにやっていたが、回数さえこなせばいいでしょ? とばかりに、フロッシングなどで補うこともせず、忙しさに紛れて食後はうがい程度で放置することも少なくなかった。知らないうちに歯周病が進み、内科疾患なども誘発しやすい状態に陥っていたのだ。

そんな状態に転機をもたらした原因は、介護支援専門員職能団体の役員に就任したことである。団体を代表して歯科の先生方と交流し、指導を受け、「静岡県8020推進住民会議委員」として歯科保健に参画しなければならない立場になった。それをきっかけに、自分自身の歯の手入れにも自覚を促され、それこそ40代も終盤に差し掛かるころから、「このままでは将来自分が困る」現実を強く意識するようになり、かかりつけ歯科医の先生に、三か月に一回は健診をお願いするようになった。

おかげさまで、いまは約一か月に一回の健診を受け、歯石除去もしてもらい、歯周病のリスクも減り、口腔状態の悪化を何とか防ぐことができている。仕事上の意識付けが役に立った形である。

裏を返せば、そういう契機がないと、三か月に一回の健診や管理指導(歯科衛生実地指導・歯周疾患指導など)を受けようとする市民が少ないのも確かだ。実際は歯科保健と直接関係のない仕事に就いている人のほうが圧倒的に多いのだから、気が付かないうちに歯周病、さらにそこから派生する他の疾患にかかってしまう人が、まだまだ多いと思われる。

一人でも多くの市民に、8020運動に関係する何らかの役割を担ってもらうことから、歯科保健の啓発が進むことを願ってやまない。

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