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2019年1月27日 (日)

長年の趣味

誰もが一つや二つ持っているであろう、長年の趣味。私にも小学生のころから続けていることがある。

それは、歴史上の王侯貴族の系譜をたどることだ。

私が日本史に関心を持ち始めた少年時代、事典類に掲げられていた皇室や公家、武家政権の統治者の系図に強い興味を持ったことが、史学を志すきっかけとなった。

ゆえあって史学の道へは進まず、介護業界で34年間もお世話になることになったが、いまだに世界各国の王侯貴族の系譜を調べるのが、趣味活動の一つとなっている。特に日本各地の大名の家系図については、多くの参考書類を入手し、また実際に現地の図書館や文書館まで赴いて、さまざまな系譜史料を実見してきた。

むろん、歴史は特定の家系に属する一握りの人たちの名前で語られるべきものではないことは、百も承知である。民主主義が当たり前の原理となった現代日本において、封建領主による支配の記憶は、もはや古き時代の追憶に過ぎない。

とは言え、前近代の社会においては、地域における統治者の世代が一つの画期とされてきたことも、これまた現実である。史料として残された封建領主の系譜をたどることは、地域の長きにわたる歩みの過程を照らし出す一助となり得るものだ。

そのようなお役に立つかどうかわからないが、とにもかくにも、私自身のホームページでは、日本各地の主要大名の系譜を、都道府県別に紹介している。

『史料好きの倉庫』がそれである。

一種の便覧に過ぎないかも知れないが、私なりに工夫はしてある。明らかにつながりが不明瞭、不自然な系譜については、私見による疑義を注記した。また大名家の史料では過去の当主や藩主の名前が、諱(=実名)ではなく、官名、院号、法名、戒名、通称などで呼ばれることが多いので、なるべくその種の名前をしっかり記載するようにした。中世の国主級、近世の城主級以上の大名については、婚姻関係を示すため、配偶者の出自も明記した。

全国47都道府県のうち、このたび「愛知県の主要大名」を書き終え、46の都道府県が埋まったことになる。残すは地元の静岡県のみ。静岡県については、少し時間を掛けて、より多くの統治者名を掲載するようにしたいと考えている。

お暇なときにでもご笑覧ください。

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