備えあれば
台風19号では、各地を見舞った記録的な豪雨により、東日本で数多くの河川が氾濫し、甚大な被害をもたらした。被害に遭われた地域の方々には、心からお見舞いを申し上げるとともに、一日も早く平穏な生活に戻れるようにお祈りしたい。私自身、日常の仕事や家事をこなすのに精一杯なので、何も応援できそうもないが、何らかの形で義援の意思を表すことができればと思っている。
浜松では幸いに、台風の進路西側であったためか、大きな被害がなかった。とは言え、当初は暴風雨による停電も予想されたので、遅ればせながら非常食などを買い求めた(画像は地元浜松の企業、三立製菓のカンパン)。
浜松は昨年9月の台風による停電を経験しているだけに、市民の出足は結構早く、襲来前日の午前中には、スーパーのパン売り場には菓子類しか残っていない状態だった。
普段、私の自宅にある食糧は、停電のときでも食べられるものは1.5~2日分ぐらいだ。本来なら最低3日分は蓄えておくべきである。今回は台風だったので、事前の予測ができたが、地震の場合はあまり予知機能も働かないので、待ったなしであろう。さらに、激甚災害になれば、3日分程度では到底足りなくなることも明らかである。ストーブ用の灯油は毎年買い換えているが、そのストーブ自体が長年使用していないので、役に立つかどうか心もとない。カセットコンロぐらいは購入しておいたほうが良いと、改めて痛感する。
お恥ずかしい話だが、「備えあれば憂いなし」の「あれば」が已然形(いぜんけい)であることに、やっと気が付いた。未然形なら「備えあらば」になるが、あくまでも「備えあれば」である。「準備しておくことによって、心配がなくなる」のだ。
今後は心して、来たるべき災害に対し、怠りなく備えておきたいと思う。
« 参照すべき書籍 | トップページ | 勘違いしてはいけない »
「ニュース」カテゴリの記事
- 主役はあなたではない(2024.11.30)
- 抗えない自然の力(2024.01.08)
- 許されざる行為(2023.11.29)
- 「席次」を軽視するなかれ!(2023.08.19)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 人材不足-現場からの雑感(2024.12.30)
- 主役はあなたではない(2024.11.30)
- 開業23年で思うこと(2024.08.25)
- 記憶/記銘力の自己診断(?)(2024.06.23)
- 母の日に当たって(2024.05.12)
「国語」カテゴリの記事
- 「忖度」の言葉を恣意的に歪めるな!(2023.09.22)
- 応援してくださった方々に感謝☆(2022.10.02)
- ようやく開講して思ったこと(2021.12.04)
- まもなく開講☆(2021.06.15)
- 備えあれば(2019.10.16)
コメント