住まい・インテリア

2023年12月30日 (土)

十九年ぶりの引っ越し(2)

前回より続く)

去る12月28日、これまでの事務所からすべての物品を搬出して、無事に退去することができた。

古い机やテーブルなど、もはや使用に耐えない品を廃棄する一方、スチール書庫は自宅の新事務所でもそのまま活用するため、知人の業者に搬送を依頼した。

引っ越し作業から退去に至るまで、一連の作業に伴う経費は、たまたま買い替えた車やシュレッダーなどを別にすれば、関係者のご協力のおかげで最小限に食い止めることができた。搬送業者さんや家主さんのご厚意を身に沁みてありがたく感じている。

開業四年目から入居した旧事務所はJR浜松駅から徒歩10分、バスや電車を利用するに当たって交通至便の場所にあり、地域資源も豊富で、不便さを感じることがなかった。ここを拠点にして十九年の間、多くの利用者さんに本業であるケアマネジメントを提供するとともに、役職や研修講師などを仰せつかって県内各地や日本全国各地を駆け回り、社会に役立つ充実した職業人生を送ることができたと自負している。

去って行く当日、長い十九年を振り返って、過ぎ去った多くのことを思い起こし、まさに感無量であった。

20240101

さて、こちらは自宅の書斎を改装した新事務所(浜松市中央区湖東町)の画像である。左が南、右が北。手前に相談机がある東側から撮影したものだ(ど真ん中に殺虫剤が写っている。田舎には必需品(^^;)。

いまだ物品の搬入直後で雑然としており、これから日数を掛けて、「○○はどの箱に入れたっけ?」などと混乱しながら、少しずつ整理していくことになるだろう。

これからは「自宅開業」になるから、公私の線引きをこれまで以上にしっかりとする必要がある。営業曜日や時間はこれまでと変わりないので、同じペースで仕事をしていくつもりではあるが...

しばらく経過してから、移転後に変化した業務展開の長所や短所をまとめてみたい。

2023年11月24日 (金)

十九年ぶりの引っ越し(1)

筆者が2001年に居宅介護支援事業を開業してから、はじめの三年は(特活)浜松NPOネットワークセンター(中区砂山町)の一角に間借りして事務所を開き、四年目に有限会社を立ち上げて現在の事務所(中区北寺島町。マンションの一部屋)へ移った。2004年9月のことである。

それから十九年、ずっとこの事務所で仕事をさせてもらうことで、さまざまな可能性にチャレンジすることができた。開業当初は地域のいち弱小ケアマネジャーに過ぎなかったが、さまざまなご縁をいただき、市や県での役職を依頼され、マイナーながら全国区にもなることができた。

その思い出深い事務所を、この年末限りで引き払い、年明けからは自宅開業になる。

移転するおもな理由は、母(2018年帰天)の介護を機に活動の幅が縮小し、それに伴って収入が減少したことである。自分自身も複数の疾患を抱えていることから、60代を迎えるに当たり、半ば引退モードに差し掛かっている。もちろん、次回の主任介護支援専門員更新研修は受講するつもりであるから、まだまだ六年やそこらは業務を続ける予定であるが、「可能な範囲で細々と仕事を続けていく」モードに入っていることは否めない。事務所家賃を払い続けるのが厳しい現実もある。

そこで来年1月1日の「浜松市の行政区割変更」を機に、「中央区湖東町」の自宅へ事務所機能を引き揚げることにした。

Alto

まず買い替えたのが車である。これまではマツダのデミオ(グリーンメタリック)だったが、9月にスズキのアルト(ベージュメタリック)を購入。軽に乗り換えたことで、燃費がグッと節約でき、これまで乗り入れが難しかった一部利用者さんの敷地にも、容易に入ることができるようになった。

次に名刺と封筒の印刷。年末になると大手企業などから「中央区」の名刺発注が集中するであろうから、先手を打って新たな名刺を準備。

他方で、モノの整理も必要になる。自宅に書庫などを運び込むため、スペースを空けなければいけないので、時間を見付けて作業を始めている。

その中でにあって、使える道具の活用を考えることは大事である。事務机はむかし自分が中高生時代に使用していたデスクを再利用しようと、これまでの部屋から新たな事務所へ運び込んだ。

Tsukue

ここまでは序の口なので、これから本格的な作業をこなしていかなければならない。ペース配分に留意して、自分の体調とも相談しながら、段階的に引っ越し作業を進めていこうと思う。

次回へ続く)

2012年11月14日 (水)

バリアフリーがすべてではない!

高齢者や障害者にやさしい建築物として、バリアフリー仕様が推進されてきました。公共の建築物には、バリアフリー法(=高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律)により、規定された構造への適合義務や努力義務が定められています。

しかし、個人の住宅に関しては、バリアフリーを優先することが至上ではありません。状況次第では、スキップフロア仕様を採用することにより、高齢者の自立支援を促進させる場合があります。私がケアマネジャーとして訪問している利用者の中にも、三人ほど、いま自宅にある段差や障壁をなくすと、かえって下肢筋力の低下要因になるとの危機予測がなされてしまう方がいます。段差や障壁を乗り越えていくことが、ADLの維持につながっているのです。

昨日、初めて訪問した民家改造型の通所介護でも、経営者が同様な考えに基づいて所内の段差をそのままに残していることを知り、なるほどと納得しました。

もちろん、利用者の状態変化により移動能力が低下した場合、迅速に住宅改修などのしかるべき方策を導入することが望ましいことは、言うまでもありません。しかし、リスクばかりを懸念して、至れり尽くせりで段差や障壁をなくすことを考えるより、その方の生活場面に合わせて対応することが大切でしょう。これは訪問系や通所系サービスなどにも通じる自立支援の基本的な考え方です。

その人らしい、生き生きとした暮らしをどう実現していくか? 住環境一つを取っても、現実を見据えたアセスメントが求められるでしょう。

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