記憶/記銘力の自己診断(?)
加齢とともに、ものごとを覚える力が弱くなっているのを実感する。
私は戦国期から江戸期の史書を長年読み慣れてきたので、元号(年号)と西暦との対照をどこまで諳(そら)んじられるか、ときどき実験している。確か5年前は宝暦まで、3年前は寛文まで、1年前は天文(てんぶん)まででストップした。それでも、だんだん古い時代へさかのぼっているのに気を良くして、四回目の挑戦(数か月前、眠れない夜に頭の中でたどってみて、「明徳」までおおむね正しく言えたことがある)。
令和元年が2019年、平成元年が1989年、昭和1926、大正1912、明治1868、慶応1865、元治1864、文久1861、万延1860、安政1854、嘉永1848、弘化1844、天保1830、文政1818、文化1804、享和1801。
寛政1789、天明1781、安永1772、明和1764、宝暦1751、寛延1748、延享1744、寛保1741、元文1736、享保1716、正徳1711、宝永1704。
元禄1688、貞享1684、天和1681、延宝1673、寛文1661、万治1658、明暦1655、承応1652、慶安1648、正保1644、寛永1624、元和1615。
慶長1596、文禄1592、天正1573、元亀1570、永禄1558、弘治1555、天文1532、享禄1528、大永1521、永正1504、文亀1501。
明応1492、延徳1489、長享1487、文明1469、応仁1467、文正1466、寛正1460、長禄1457、康正1455、享徳1452、宝徳1449、文安1444、嘉吉1441、永享1429、正長1428。
そして応永1394、明徳1390。
昨夜のうちにここまで書き込み、一晩経って再度点検した結果、打ち間違いを二箇所ほど発見して訂正。
さて、ここで初めて辞典(画像)を開いて正誤を確認。
パーフェクトでした!!!\(^o^)/
ただし、「長禄」のところは「長徳(実は平安朝の年号)」だったかも?と迷ったので、「薄氷の勝利」かも知れない(^^; それでも、記憶力(かつて覚えたことを忘れない力。慶長とか元禄とか、頻繁に使っていた年号の場合)・記銘力(新たに覚えたことを忘れない力。今回の挑戦のために覚えた、なじみのなかった年号の場合)とも、まずまず合格点だと言えよう。
また、明徳の前は年号が南北朝の二つに分かれて、両方のルートをたどって覚えるのはたいへん面倒になるため、これ以上さかのぼる挑戦はしないつもりだ。今回のところで打ち止めとして、今後も忘れないようにすることが課題になる。
私と同年代(60代前半)の方には、ご自分が趣味にしている分野の事物を用いて、同様な「脳トレ」をやってみることをお勧めしたい。
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